IT転職で年収はどう変わる?年代・職種別データまとめ

IT転職による年収は、年代・職種によって伸び方が大きく異なります。年代別では、システムの設計・コンサル職もプログラマー職も40代後半が年収のピークで、職種による差は年齢とともに広がります(厚生労働省の統計)。職種別の転職では、IT職種の経験者がセキュリティエンジニア・ITコンサルタント・データサイエンティストに移ったとき、年収の増加額が大きくなっています(doda、2023年1〜6月の転職者)。自分の年代・職種でどの程度の年収が期待できるかは、無料の市場価値診断ツールでも確認できます。

このカテゴリで分かること

「IT転職で年収は上がるのか」という疑問に対し、このカテゴリでは実際のデータをもとに4つの角度から答えを整理しています。

知りたいこと 該当記事
自分の年代だとどれくらいの年収が目安か 年代別平均年収データ
どの職種が年収アップしやすいか 年収が上がりやすい職種TOP3
ITコンサルタントが高年収な理由 ITコンサル転職で年収が伸びる理由
今の自分の市場価値を知る方法 市場価値を可視化する方法

年代別・職種別の年収データ早わかり

詳しい記事を読む前に、まず数字だけ確認したい方向けに、年代別・職種別の年収データをこのページ内にまとめました。

年代別平均年収

年代 システムコンサルタント・設計者 ソフトウェア作成者
20〜24歳 477万円 363万円
25〜29歳 642万円 485万円
30〜34歳 866万円 560万円
35〜39歳 968万円 636万円
40〜44歳 1,189万円 686万円
45〜49歳 1,226万円 729万円
50〜54歳 1,104万円 722万円
55〜59歳 1,164万円 720万円
60〜64歳 618万円 654万円
ITエンジニアの年代別平均年収グラフ(システムコンサルタント・設計者とソフトウェア作成者、令和7年賃金構造基本統計調査)

出典: 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者・職種 第5表(企業規模10人以上、男女計)をもとに、月給×12+年間賞与で計算。どちらの職種も40代後半がピークで、差は20代前半の114万円から40代後半には497万円に広がります。詳しくは年代別平均年収データの記事で解説しています。

転職で年収の増加額が大きい職種TOP3

順位 職種 転職前 転職後 増加額
1位 セキュリティエンジニア 490万円 557万円 +67万円
2位 ITコンサルタント 520万円 584万円 +64万円
3位 データサイエンティスト 506万円 556万円 +50万円
転職後のポジション別 年収の増加額TOP3グラフ(doda、2023年1〜6月の転職者)

出典: doda「IT職種の転職前後の平均年収レポート」(パーソルキャリア、2024年2月8日発表)。2023年1〜6月にdodaのエージェントサービスを利用して転職した人(正社員)のうち、転職前もIT職種だった人の平均。doda編集長の解説では、3職種とも経験者が少なく、企業が採用のために決定年収を引き上げていることが背景とされています。一方で、ITコンサルタント「から」転職した人の増加額は+15万円でした。詳しくは年収が上がりやすい職種TOP3の記事で解説しています。

記事一覧

【厚労省調査】ITエンジニアの年代別平均年収|ピークは40代後半、設計・コンサル職は1,226万円

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)をもとに、ITエンジニアの年収を5歳刻みで解説。設計・コンサル職は全年代平均889万円、プログラマー職は578万円で、どちらも40代後半がピーク。職種による差が年齢とともに広がる理由と、年収を上げるための選択肢を紹介しています。

【doda調査】転職で年収が上がりやすいIT職種TOP3|セキュリティ・ITコンサル・データサイエンティスト

IT職種の経験者が転職したとき、増加額が大きかったポジションTOP3(セキュリティエンジニア+67万円/ITコンサルタント+64万円/データサイエンティスト+50万円)を、dodaの原典の表で紹介。「どの職種に移るか」と「どの職種から移るか」で見え方が変わる点も解説しています。

ITコンサルタントへの転職で年収が伸びる理由|doda調査で増加額+64万円、転職後の年収は584万円

IT職種の経験者がITコンサルタントに転職すると平均520万円→584万円(+64万円)。DX推進で即戦力の採用が増えている背景と、ITコンサル「から」の転職は+15万円にとどまる点、厚生労働省の統計もあわせて解説しています。

【無料診断】自分の市場価値を可視化する方法3選|ミイダス・doda・ビズリーチ比較

ミイダス・doda年収査定・ビズリーチという3つの無料診断サービスを紹介し、転職の予定がなくても定期的に市場価値をチェックしておく重要性を解説しています。

年収データをどう活かすか

これらのデータをキャリアの意思決定に活かすには、次のようなステップがおすすめです。

  1. 自分の年代の平均年収を把握する(年代別平均年収データ)
  2. 年収が上がりやすい職種に自分の経験が活かせないか検討する(年収が上がりやすい職種TOP3)
  3. 無料診断ツールで、現時点の市場価値を数値で確認する(市場価値を可視化する方法)
  4. 実際に動くかどうかは、エージェントに相談して判断材料を増やす(転職エージェントと転職サイトの違い)

よくある質問

Q. 年収データはどの業種・職種にも当てはまりますか?

A. 掲載しているデータは、厚生労働省の統計(賃金構造基本統計調査)と、dodaのエージェントサービスを使って転職した人のデータに基づく平均値です。個別の企業規模・地域・業界によって差があるため、あくまで目安として参考にしてください。

Q. 年収を上げるには転職しかありませんか?

A. 社内での昇進・異動による年収アップもあります。転職では、dodaの調査で転職した人の64.1%が年収アップしています(2025年10月〜2026年3月の転職者)。まずは自分の市場価値を把握することから始めるのがおすすめです。

Q. 年収アップしやすい職種に、未経験からでも転職できますか?

A. 職種によって難易度は異なります。ITコンサルタントは未経験からの転職例もありますが、データサイエンティストは統計・プログラミングの基礎学習が前提になりやすい傾向があります。詳しくは各記事をご覧ください。

提携エージェントのご紹介(PR)

年収アップを本気で目指す場合、求人票だけでは分からない条件交渉の余地をエージェントに相談するのも有効な手段です。

ITエンジニアの転職なら【TechGO(テックゴー)】

実務経験2年以上のエンジニア向けハイクラス転職エージェントです。年収アップやITコンサル・メガベンチャーへの転職支援に強みがあります。

コンサル・IT業界のハイクラス転職に特化【AXIS Agent(アクシスエージェント)】

BIG4コンサルタントの3人に1人が登録する実績を持つエージェントです。コンサル業界は年収水準が高い傾向にあり、年収アップを狙う選択肢の一つとして検討する価値があります。

他の提携エージェントも含めた比較は「転職エージェントの活用法」でまとめています。

まとめ

  • 年代別では、設計・コンサル職もプログラマー職も40代後半が年収のピーク。職種による差は年齢とともに広がる
  • 職種別では、IT職種の経験者がセキュリティエンジニア・ITコンサルタント・データサイエンティストに移ったときの年収の増加額が大きい(doda、2023年1〜6月の転職者)
  • まずは無料診断ツールで自分の市場価値を把握し、転職エージェントへの相談につなげるのが実践的な流れ

自分の年代・職種のデータが気になる方は、上記の各記事も合わせてご覧ください。


出典: 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(e-Stat)/doda「IT職種の転職前後の平均年収レポート」(パーソルキャリア、2024年2月)・「年収アップ成功者の傾向」(2026年8月)/各社サービス公式情報

年収データはどの業種・職種にも当てはまりますか?

掲載しているデータは、厚生労働省の統計(賃金構造基本統計調査)と、dodaのエージェントサービスを使って転職した人のデータに基づく平均値です。個別の企業規模・地域・業界によって差があるため、あくまで目安として参考にしてください。

年収を上げるには転職しかありませんか?

社内での昇進・異動による年収アップもあります。転職では、dodaの調査で転職した人の64.1%が年収アップしています(2025年10月〜2026年3月の転職者)。まずは自分の市場価値を把握することから始めるのがおすすめです。

年収アップしやすい職種に、未経験からでも転職できますか?

職種によって難易度は異なります。ITコンサルタントは未経験からの転職例もありますが、データサイエンティストは統計・プログラミングの基礎学習が前提になりやすい傾向があります。詳しくは各記事をご覧ください。